カウンセラー プロフィール

横浜心身健康センター カウンセラープロフィール 

野田 長生(のだ おさお)

横浜心身健康センター主宰  1951年生まれ
1979年より守部催眠教室にて、クライエントに催眠療法を行う。
全日本カウンセリング協議会でカウンセリングを学ぶ。またユング心理学を元にした箱庭療法を学ぶ。
1983年 横浜心身健康センターを開設、以後四十数年、カウンセリング、催眠療法など心理療法を行い、現在に至る。

詳しいプロフィール・心理療法家としての考え方は下記のとおりです。

 高知県いの町出身。周りを山に囲まれ自然いっぱいの環境で育つ。高校卒業後は大阪の工具関連の商事会社に勤め一年で東京支店に転勤。 25才の頃、劣等感の克服と心の能力開発に高校時代から興味のあった催眠を会得しようと守部催眠教室で催眠を学ぶ。28歳でその催眠教室に就職してクライエントの催眠療法に従事するようになる。しかし催眠療法だけでは治療効果が限られてしまうことで行き詰まり、全日本カウンセリング協議会でカウンセリングを学ぶ。その後にユング心理学を元にした箱庭療法を学ぶ。

 30才の頃「自分はずっと心の事をやって行こう」と決心しました。また、心理療法は理論も大切だが体験学習の方が、より大切である。というのもあって、エンカウンターグループやフォーカシング、ゲシュタルトセラピー、ヨガ、野口体操、禅など心身相関に関するさまざまな技法を体験学習してきました。『参考ブログ:心身一如-臨床心理学から仏教修行まで-

 心理療法に携わってしばらくした頃に臨床心理士会が発足して、その時点で心理臨床に従事している者にが臨床心理士に申請すれば移行処置がとられる機会があったのです。でもそれには大卒という条件があって、私は高卒だったために申請できませんでした。それで通信大学に入学はしてみたのですが心理臨床に関係ない勉強への意欲がさっぱり湧かずに、すぐに大学は諦めました。その頃は「とにかく心理療法家としての力量をアップしたい。実際の体験学習をもっと学ばねば」と思っていて、そちらに重点をおいてやって来たのです。それに私は体験学習がとてもおもしろかったのです。我がままに自分がやりたいことだけやってきたというのが正直なところです。

 そんな中である時ユング分析心理学の河合隼雄先生の講演会があってそれに出かけて河合先生の、その面白くてためになる講演に感動しただけでなく、その暖かくて情の深い人柄に魅入られてしまったのです。その後に河合先生が日本に導入した箱庭療法の学会に入会させて頂いて、ユング心理学を基礎にした箱庭療法を学べたことはほんとに幸いでした。河合先生の著作の数は数えきれないくらいありますが、そのほ大半は読んでいるつもりです。河合先生にはどれほど影響を受けてきたことでしょう。私にとってはユング心理学というより河合心理学なのです。

 いろいろ面白そうなことばかり選んで勝手に学んで来たのですが、その過程を振り返ってみると、心理療法家として今現在のよって立つところは第一に、河合ユング心理学といえます。そして次にはロジャーズのカウンセリングやエンカウンターグループやフォーカシングです。そしてもうひとつは禅仏教の思想です。そうそう「睡眠中に見る夢」にも随分教てもらっています(参考ページ:『夢と脳科学と物語の関係』)

 私は上記の三つを中心に学び、そしてそれを元に新しい催眠の理論づくりや、よりよい催眠療法の工夫もしてきました。はじめは指示的な催眠療法とそれと相反する非指示的なカウンセリングとを行う際の矛盾に苦労したりもしましたが、今は私なりの持ち味とした、まとまりを持って心理療法を行なえているつもりです。またさらに催眠療法においてはユング心理学と禅仏教の考えから導きだした新しい催眠理論を構築できました。そして催眠療法の実践面では『インナーセルフ療法』を考案して用いるようになっています。

 実際の心理面接の場では「心に役立つこんな良いものがあるよ」といくつかの心理技法を提示して試してもらったりします。でも私自身が好きなように歩んできた身ですから、クライアントの方にも「あなたの良さそうに感じるものあるかしら、他のあなたの良さそうに思うやり方をやってみようか」などと言って、それに付き合ったり一緒にあれこれ工夫したりしながら心理面接を続けています。

著書紹介

小冊子『あがり症克服のコツ』

あがり症克服のコツの表紙画像

 人前に出るとあがってしまう、緊張しすぎてしまう、そんな時どうしたらもっと楽に人と接することができるようになるか?をテーマにした克服マニュアル本。対人関係が楽になる心構えについて易しく書いています。30ページの小冊子でさっと読めるけど深い本。電子本(Kindle版)があります。

 下記リンクからご注文できます。
Kindle版『あがり症克服のコツ:kindle版:500円

『催眠の本質と新しい催眠療法』

催眠の本質と新しい催眠療法の表紙画像

 今まで曖昧だった催眠の本質を統一理論としてまとめました。また催眠をより適切に用いることができるように催眠の欠点と利点も明確にしました。
 そして催眠や禅から得た知見を元に、自我意識への気づきや洞察を高めるための東洋的な心身相関図を作成して、フロイトやユングによる意識/無意識図に対応させています。さらに現代の時代性や人間関係にマッチした心理療法の提案もしています。電子本(Kindle版)があります。

 下記のリンクからご注文できます。
Kindle版電子書籍『催眠の本質と新しい催眠療法:kindle版:985円

女性カウンセラー(非常勤)がスタッフとして加わりました。

女性心理カウンセラー
非常勤ですが女性カウンセラーがスタッフに加わりました。女性の方で女性カウンセラーと面談したいという方はお声がけ下さい。本間晴美(54歳)認定心理士 心理カウンセラー グリーフケア・アドバイザー 本間さんのコメント:いくつかの経験から「どうし...
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