バウムテストの本と箱庭療法学会25回大会

 山中康裕先生と岸本寛史先生の共著で「コッホのバウムテスト第三版を読む」という本を買った。9月に出た新刊である。心理関連の本はどれも高額でこの本も3675円也。

 もう何十年も前に心理テストの一つであるバウムテストを会得したくて、コッホの翻訳本を買った。が、文章が全く理解しにくかった。翻訳が酷すぎたみたい。当時他にバウムテストの著作はないものかと探しまわったが見つからずに諦た。それが近年山中先生のバウムテストに関する本が出てたので買って読んでほんの少し踏み込めてはいた。その時は知り合いの者に頼んでバウムテストの「実のなる木」を書いてもらったりはした。でも深めていくまでには至らずクライアントに描いてもらうまでにもならなかった。

 さて今回買った上記の本をちょっと読んでみた限りではかなりのおもしろさである。岸本先生の提示したものに山中先生がコメントしていく形式の本だが、山中先生ドンドン喋りまくっている。実は私は今週末にある「箱庭療法学会25回大会」の初日に山中康裕先生のワークショップを受講することになっているのだ。内容は「私のサイコセラピーにおける箱庭の位置づけ」という山中先生の話のみで事例検討もないやつ。河合先生の話題も出るかしら。山中先生も歳だから今回は話を聞いとかないと。と思って春にはもう早々と申し込んだ。

 もちろん前回このブロブに紹介した「心理療法論」を書いた伊藤良子先生もワークショップやるみたい。あぁ、でもワークショップは川嵜克哲先生の夢の本がおもしろかったから川嵜先生の「夢を読むように箱庭を読む」という方が良かったかなぁ、、うーん、できれば三つとも参加したいよぅ!夏には一日だけの箱庭研修会に参加したけど、年次大会は久しぶりだし楽しみだなぁ!

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